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定価 : ¥ 735
販売元 : 金曜日
発売日 : 2005-12 |
価格:¥ 735
納期:通常24時間以内に発送 |
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今度はどんな「トンデモ」が書かれているのか、やや皮肉な興味で手にとってみた。
が、今回はライターが渡辺氏メインになっていて、以前ほどのトンデモさはない。渡辺氏の基本的な主張は、化学合成物質の人体への悪影響を説いていて、お役所が認可したものであろうと、少しでも疑いのあるものは排除すべき、という立場である。
筆者が小学生(昭和40年代半ば)のころ、学習雑誌に「チクロの旅」なる記事が掲載された。チクロという合成甘味料が工場で作られて食卓に運ばれるまでを描いたマンガで、「僕たちチクロはみんなの役にたっているよ?」というようなものだったが、その後しばらくして発ガン性、催奇性があると、禁止になった。
こんなふうに、お役所が認可した物質だから、といって別に未来永劫安全性が保障されたわけではない。化学物質の毒性については、急性のものはともかく、蓄積されて慢性的な症状を引き起こすものについては、実際のところ、よくわからない。無批判、無自覚に商品を選ぶのではなく自分の体は自分で守る、という意識はそれなりに必要だということだろう。
なお、渡辺氏からメーカーへの問い合わせについて、企業側の対応が分かれているのが興味深かった。説明は苦しいがきちんと答えているメーカーもあれば、全く取材を拒否するメーカーもある。花王、ハウス、サンスター、一流のメーカーであるなら、どんな批判にも真摯に向き合い、自らの製品を省みて恥じるところがなければ自信を持って回答をすべきであると思う。筆者は花王製品を愛用しているだけに残念であった。
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表紙がずいぶん可愛らしいなと思ったら、批評した商品の写真をパソコンのアイコンのように整列させて、
しかも大きなピンクのバッテン。ついつい吹き出してしまいました。
この本を読んでいると、弱者には弱者の戦い方があるのだと思いました。断片的なデータで批判しているという声もあるでしょうが、
安全というデータだって完璧ではないはずです。商品によっては、企業がスポンサーについた研究では「安全」という結論が出て、
そうでない方には逆の結論がでたりします。
なので、弱者は疑問を呈するという役割に徹するのが戦い方として適切と考えます。
私は理系の人間では無いので、化学の世界は詳しく知りません。しかしこの本で取り上げられた商品を見ていると、
別に無くても生活できるのではと思ってしまいます。
それに、誰かが声を上げないと、悪貨が良貨を駆逐する事にもなりかねません。消費者が商品を選べるように
常になっていればいいのですが、商品棚に良品が載らないという「予選落ち」状態になっては困るのです。
ところで、この本を批判する人は、自分で買い物をして、自分で料理を作って、自分で洗濯しているのでしょうか。
「そんな事言っていたら生活なんかできない」なんておっしゃる方もおられるかも知れませんが、
ほんの少し手間をかけるだけで、ずいぶん違ってくると思います。例えば、私は粉石鹸と柔軟剤代わりの食酢を
使って洗濯していますが、別に不便は感じません。固形の石鹸シャンプーとリンス代わりの食酢で洗髪しますが、安価で快適です。
癖ヒゲなので電気カミソリを使わずに石鹸とカミソリでひげ剃りしますが、きれいに剃れて実に気持ちいいです。
石鹸も純石鹸を使う方が肌のつっぱり感がありません。
例を挙げるとキリがありませんが、「本当にそれ無しで生活が成り立たないのか」を考えて買い物をしたいものです。
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批判的な意見を基に本を書くとこんな風になるもんですかね・・・
動物の実験や含有成分を調べて書いているようですがどうにも判断しづらい。
確かに経口毒や経皮毒は地球環境や人間について大事なことだとは思いますが・・・
後は、一定の企業の製品ばかり出てきて悪者になっているような気がします。
そのあたりの信憑性も私は気になります。
ジャーナリズムと言ってはいるけれど、これが全て本当のことならば企業はとんでもない会社ばかりだと思わざるを得ない。
「有害化学物質」を使っていることを否定するだけではなく、「良い提案」を書いてくれると、もっと分かりやすいような気がします。
これから毎年出版されるそうです。特別な感想はないので、星三つです。
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刑事司法の大原則に「推定無罪」というのがある。「一人の罪なき者が苦しむより10人の罪人が免れたほうがよい」という格言がこの原則の基礎をなしている。
ほとんどの先進国では確立した原則となっているが、これを本書の主旨に置きかえると「疑わしきは使わず(消費せず)」ではないだろうか?
日本においてはジャーナリズムが権力(財界)の番犬と化しているために客観的な判断ができるだけの中立性に基いた報道がなされていない。
例えば自動車などの高額な消費財などは、メーカーの接待漬けにされた日本のモーター・ジャーナリストが礼賛記事しか書かないために批判記事などは見られたためしがない。翻ってドイツの自動車メーカーは、環境団体や消費者団体から吊るし上げに遭うほど批判されているが、こういったことはあまり日本では知られていない。
広告料に莫大な資金を使っているメーカーほど挙って礼賛されるというわけだが、消費者に対してどんなことでも情報として提供することは悪い事ではない。それが真のジャーナリズムというものだ。
この国には「それ」が存在しないためにメーカーと広告代理店の思う壺なのである。本書は「それ」がある、日本でも希少な存在である。
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著者の意見によって事実が捻じ曲げられています。
主観丸出し、結論ありきの文章は読んでてうんざりします。
ただ、私の力量不足で、完膚なきまで批判できないのが残念です。
その意味で星2つです。