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人気ランキング : 200089位
定価 : ¥ 3,885
販売元 : 中央公論新社
発売日 : 2003-09 |
価格:¥ 3,885
納期:通常1〜2週間以内に発送 |
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この本には東日本編と西日本編をあわせて189の近代化遺産が紹介されて おり、
西日本編には東海・北陸以西の86の遺産が載っています。遺産を 説明する見開き
の1ページと、それに続く見開きの写真。この中には黒 部ダムや児島湾干拓地の
ように「遺産」と呼ぶにはまだ早いようなもの も含まれています。
しかし、ここで記者たちが最も描きたかったのは、近代化の意気込みに 燃えて、
それらの事業に邁進したその時代の人々の気概だったのだろう と思います。すでに
役割を終えた遺産、他の用途に転用されている遺産、 それらの外観から漂ってくる
のは、寂しさであり、ある種のなつかしさ です。しかしその背後には、強い決意を
持ってそれを築き上げた人々の 独自の歴史が隠されています。
| オススメ度 |
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読売新聞に連載され、好評を博した近代化遺産を文章と写真で紹介するエッセイを単行本でまとめた本の西日本版です。
兵庫の北野異人館や長崎のグラバー邸といったメジャーな建築物ももちろん多数含まれているのですが、東日本版に比べると、長崎の軍艦島や京都の琵琶湖疎水、富山の黒部ダムといった産業遺産や土木遺産の割合が高く、その分、その物件にまつわる、当時の日本人の気概の強さを初めとする人間ドラマについても、興味深く読むことができました。
東日本版同様、この本があれば、旅行や建築探偵がさらに楽しくなるのではないでしょうか。