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人気ランキング : 77532位
定価 : ¥ 2,000
販売元 : 産経新聞出版
発売日 : 2005-09 |
価格:¥ 2,000
納期:通常24時間以内に発送 |
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五十嵐仁法政大学教授のHP「五十嵐仁の転成仁語」にこの本についての感想とかなり的確なが書いてあります。五十嵐教授は、「生活のためとはいえ、無惨だなー」と感想を書かれていましたが全く同感です。ゴーストライターが書いたのではないかという疑問ももっともと思います。この本を読まれて納得しそうになった方は是非五十嵐教授のHPもご覧下さい。
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著者は日本共産党で議員秘書などとして働き、北朝鮮による拉致問題などにも取り組んだ結果、党を除名された人物。しかし本書では自身の体験を語るのではなく、戦後再建期以来の日本共産党史を手際よくサーヴェイしている。もちろん現在ならびに過去の日本共産党の指導部には批判的であり、人物評価は手厳しい。また日本共産党の政治的活動についても同様に否定的である。しかしそうしたスタンスの「偏り」や憶測の域を出ない推理を差し引いても、ここには客観的な日本共産党戦後史の基本的な事実がおさえられていると考えられる。ソ連崩壊後に明らかになった事実を踏まえない日本共産党史は今後意味を持たないであろうが、本書は多くの人々の地道な研究によりつつこの点をクリアしている。
・・・要するに今の日本共産党からしてみれば「公安に内通して就職口を世話してもらった」(当人は無論否定)から除名したという”裏切り者”の書いた本である。だから共産党にシンパシーを持つ人は読まなくていい―わけではない。その逆。党の「正史」と併せて読まれるべきだと思う。
正義感があって真面目な、おそらく水準以上の知的能力とモノを考える習慣を持っているだろう、最近の若い日共ファンに是非読んでもらいたい。この本に書かれてあることを(基本的な)知識として持ったうえで、あなたたちの好きな日本共産党について考えたり、発言したりしてください。
まあしかし、この著者にしても結局「青年期にマルクスにかぶれないのは馬鹿。ずっとマルクシストでいるのは大馬鹿」と言いたいみたいなところがあるわけで、この種の衒気の持ち主の受け入れ先として前衛政党というのがあるのだとしたら、何をかいわんやですが。